注意事項

こちらのお話は一部性的表現を含んでいるためR18となっています。
18歳以下の方、自己の判断と行動に責任のもてない方、現実と空想の判断が出来ない方、性的表現に嫌悪感を抱く方も閲覧はご遠慮下さい。
なおこのお話はフィクションです。もちろん実在の団体等と一切の関係はありません。設定や背景なども現実のものと違う場合があります。
著作権は月舘雫にあります。無断転載、無断引用は禁止させていただいております。

Outline

生徒会役員の仕事として仕方なく入試会場の案内係をするため雪の中登校した夕利凌(ゆりしのぐ)。 滞り無く案内も終わり、帰ろうとした所に、ひとりの受験生が遅れてやってきた。試験会場へ案内しようと思うが、具合が悪そうな上に、着用している制服は名 門とされる白銀台女学院の物。人の面倒を見るなんて考えられないことだったが、ついその少女が遅刻して会場に入ることがためらわれ、保健室受験を 勧める。名門とはいえ白銀台女学院とは比較にならない進学校である百合ヶ丘学園に彼女が入学することは難しいだろうと思っていたが、思いもよらない形で 彼女と再会を果たす   

Character
夕利 凌 Yuri Shinogu → 百合ヶ丘学園高等学校2年、生徒会役員
篠森 美桜 Shinomori Mio → 百合ヶ丘学園高等学校1年
夕利 仁 Yuri Hitoshi → 百合ヶ丘学園高等学校3年 生徒会長 凌の従兄弟
藤井 瑞貴 Fujii Mizuki → 百合ヶ丘学園高等学校3年 生徒会副会長
藤井 由貴 Fujii Yuki → 百合ヶ丘学園高等学校1年 瑞貴の弟
篠森 伊吹 Shinomori Ibuki → Skyscraperマネージャー 美桜の従兄妹
篠森 蒼 Shinomori Aoi → 百合ヶ丘学園初等部1年 美桜の弟

Story

■春寒の候■

夕利凌と少女の出会い。その少女は笑うことはおろか、話すこともなく、その顔に表情すらなかった。
つい、本当につい掛けた一言。その言葉に少女の微かな笑みが見えたとき、凌の心が揺らいだ。

■桜花の候■

入試日から一月。ふとした瞬間にあの少女を思い浮かべている凌がいた。
そして、凌と少女を繋ぐ縁。再会を果たすが、やはり彼女は無表情のままで。
あの微かな笑顔をもう一度見たい。願わくば、心からの笑顔を自分に向けてほしい。そう凌は思う。
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Yuki Fujii / 1 / 2
Mizuki Fujii /

■新緑の候■

屈託ない笑みを浮かべるようになった美桜と蒼。初めて経験することに戸惑いながらも正面から受け止めようとする姿勢に、凌は更に惹かれていく。約束 通り、蒼の誕生日に動物園に行くことになったが、そこで思いもよらない再会が……


停滞中


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